

家庭内で聴く音楽は10W+10Wあれば十分と想定し、
小口径で応答性の速いフルレンジスピーカーを使用して、
点音源での原音再生を目指しました。ソフトバッフル板が
低音を伝えつつも無駄な共振や歪みを抑え、
クリアーで柔らかなやさしい音を奏でます。
"和と自然"が生み出した逸品です。


和み音響システムの音の特徴 |
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○小口径シングルユニット採用により、音に歪みがなく音質が柔らかい |
○自然な音のため、長時間聴いていても疲れない |
○音に濁りがなく、透き通っている |
○音像定位が良いので左右、上下、前後の位置関係がわかる |
○楽器や声が、その場所にあたかも姿、形が見えるように再現される |
○音楽を流していても、会話の邪魔にならない |
○音に広がりがあり音離れが良い |
○原音再生に忠実なため、音のボディーがしっかりしているので、離れても音が崩れない |
○音像はしっかりしているのに、スピーカーからというより音楽だけが空間で鳴っている |
◯周波数特性を忠実に再現できるため、オーケストラのそれぞれの楽器が聴き取れる |
◯ボーカルの肉声が、演奏にかき消されずに、はっきり聴き取れる |
◯テレビなどの音も驚くほどはっきり聴こえ、音場感も伝わる |

パワーを出さずに小さい部屋でも心地よい音楽を聴くという目的を持って開発されたスピーカーシステムが”和み音響”です。スピーカーというとエンクロージャーという堅固な箱にスピーカーユニットをしっかりと取り付けて、なおかつ低音から高音まで響かせるために高音用(ツイーター)及び低音用(ウーファー)のスピーカーユニットを別々に取り付けたり、バスレフといって背面音を使って低音を前面に出してきたりと、いろいろな工夫がされています。
しかしこのような細工をするほどに再生される音は一体感が無く、自然音(原音に忠実な再生音)から離れてしまいます。これに対して和み音響はソフトバッフル板方式で柔らかいゴム板にスピーカーユニットが取り付けられています。更にこのソフトバッフル板が柔らかいクッション体によって保持される構造となっています。即ちスピーカーユニットは自由に動ける状態になっているのです。
今までの常識からすると、スピーカーユニットをバッフル板にしっかりと固定しないとコイルが不安定になり音が正確に伝わらないと考えられてきました。また振動を抑え、無駄な響きを抑えるという意味ではバッフル板の板厚を増すことがメリットになるとも考えられてきました。
確かにパワーを持たせて大音量で音を聞く場合は、しっかりと固定する必要があるかもしれませんが、家庭で音楽を楽しむ程度であればソフトバッフル板の方が音質的には優れています。

ユニット前面と背面の音の打ち消し、強めあいを完全にシャットアウトするためには無限大バッフルが理想とされます。しかし和み音響システムは軟質材の有限バッフルにすることにより、バッフル板が盛大に鳴り響いてしまうということは皆無であり、またバッフル板自体が低域を確保しながらも時間的な遅れは少なくなっています。
構造的には平面バッフル型スピーカーであるので、ユニット背面が自由空間であり、ユニットへ一切背圧がかからないことです。これはユニットの応答性が最も優れており、アンプからのどんな微小信号にも忠実に反応する。これは背圧のかからない平面バッフルと後面開放にのみ存在する大きなメリットです。
箱型タイプのスピーカーの内部では、箱内の定在波や構造体での回折や反射、吸音材の影響で歪んだ音が中に充満してしまいますが、箱型構造を持たない和み音響システムはこのような音は発生しません。

背面の音はそのまま抜けてゆくので背圧によりボイスコイルが影響を受けることはありません。ダイナミックスピーカーは信号電流に従って磁気回路に設けられたボイスコイルに力が発生し、それにつながったコーン紙が振動し音を空間に伝えます。正確にコーン紙を動かすためには磁気回路は動いてはいけないというのが通説でした。和み音響システムでは、スピーカーを音の通過性の良いリサイクル繊維のカールメッシュ材で押さえつけずに挟み込んだだけで固定しています。
a:フレームはスピーカーを包み込んだ箱型構造ではないので、振動することもなく音を歪ませることも無い
b:ソフトバッフル板が中音域の振動を吸収し低音域の周波数を前面に伝える
c:スピーカーをソフトバインディングすることによりバッフル板に振動は伝わりにくい